2025年に入り、Qoo10での「メルカリ仕入れ」が再び注目され始めました。かつては「配送遅延」「アカウント停止リスク」などが問題視されていましたが、最近では状況が大きく変化しています。
まず、メルカリ便における匿名配送が、Qoo10での配送ポリシーとバッティングしない商品カテゴリに集中している点。また、個人間取引でも即日発送できる出品者が増えたこともあり、納期の問題が改善されつつあります。
さらにQoo10側でも、出荷遅延アラートの厳格化が緩和され、国内発送であれば猶予があるケースも。これらが相まって、2024年後半から「また使えるのでは?」と注目され始めたのです。
実際にメルカリ仕入れをやってみた
筆者も実際に、メルカリから3商品を仕入れ、Qoo10に出品してみました。仕入れ〜販売までの一連の流れは以下の通りです:
- ① メルカリで新品・未使用の商品を探す
- ② 楽天などと比較し、価格差があるものを選定
- ③ Qoo10に出品(画像・説明はそのまま流用)
- ④ Qoo10で注文が入ったら、即メルカリで購入
結果、2商品が販売され、1商品あたりの利益は約450円。発送もスムーズで、Qoo10の「出荷期限」にも十分間に合いました。
再活用のポイントと注意点
🔹 即日発送の出品者を選ぶ
プロフィールに「即購入OK・即日発送」と書かれているユーザーに絞ると、トラブル回避につながります。
🔹 匿名配送は避ける
Qoo10では一部で「送り状番号の提示」を求められるため、匿名配送だと情報が不足するケースも。配送方法を確認しましょう。
🔹 利益率に注意
メルカリは手数料・送料込みの価格が多いため、利益が圧縮されがち。楽天の相場と比較しながら仕入れ判断を行うのがベストです。
“楽天 or メルカリ”どちらが良い?
結論から言えば、メルカリは「数量限定・レア品」を狙う場。楽天は「長期的な安定仕入れ」に向いています。
例えば、限定デザインの雑貨や過去のアニメグッズなどは、メルカリでしか出回らないことも。そうした商品はQoo10でも希少価値が出やすく、一定数のファン層に売れます。
一方、楽天はレビューや在庫数を見ながら「数を捌ける商品」を安定的に出品できます。どちらが正解ではなく、「併用」が現実的な選択肢となります。
まとめ:今だからこそ“併用”が正解
2025年現在、「Qoo10でメルカリ仕入れ」はリスクさえ管理すれば十分再開可能な手法です。以前よりも環境が整っているため、楽天との併用でより広いジャンル・ターゲットにアプローチできます。
特に、noteで公開しているテンプレートなどを活用すれば、出品もスピーディーに行えます。これから始める方は、メルカリ仕入れも視野に入れてみてはいかがでしょうか?